ハリウッド版『ゴジラ』の3D版リブート作品への出演を認めたエリザベス・オルセン (C)BANG Media International

ハリウッド版『ゴジラ』の3D版リブート作品への出演を認めたエリザベス・オルセンが、本作は1998年にハリウッド・リメイクされた作品とは違って「日本のオリジナル版のルーツに基づいたダークな作品」になると約束している。

2月10日、ロンドンのコベント・ガーデンにあるロイヤル・オペラ・ハウスで開催された英国アカデミー賞(BAFTA)に出席したエリザベスは、出演が噂されていたリブート版『ゴジラ』への出演を認めた上で、新作はマシュー・ブロデリック主演で1998年に公開されたローランド・エメリッヒ監督版『GODZILLA』とは全く違う作風になるとBANGショービズに次のように語っている。

「絶対に違う作品になるわ。軽いタッチの作風ではないのは確かね。日本版のルーツに戻るわ。なんで当時の日本人が『ゴジラ』を作ったのか、っていうような核心に迫ることになるわね」

そんなエリザベスはBAFTAのライジング・スター・アワードにノミネートされていたものの、惜しくもジュノー・テンプルにその座を奪われているが「イギリス映画界の伝統とも言えるBAFTAの一部分になれるなんて本当にクールだわ。ここにいられるだけでとっても豪華な気分よ」とBAFTA出席への喜びを語った。

1954年に初公開された第1作目の『ゴジラ』は本多猪四郎が監督を務め、海底に潜んでいた太古の怪獣ゴジラが水爆核実験によって目覚め、東京を襲撃する様を描いている。リブート版では、ヘンリー・カヴィルやケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、スクート・マクネイリーらが主役の座を巡って混戦状態で、2014年5月16日に全米公開が予定されている。

(C)BANG Media International