日本民営鉄道協会はこのほど、2012年度の駅と電車内のマナーに関するアンケートの集計結果を発表した。10月1日から11月30日にかけて、同協会公式ウェブサイトにて実施したもので、回答総数は2,467人。

列車内で最も迷惑に思われているのは…(写真はイメージ)

「迷惑と感じる行為」に関しては、「騒々しい会話・はしゃぎまわり等」が4年連続でトップとなり、「ヘッドホンからの音もれ」が3位、「携帯電話の着信音や通話」が5位にランクインするなど、音に関する迷惑行為が例年と同様に上位を占めたが、「携帯電話の着信音や通話」は前年の3位から5位に順位を下げている。

その一方で、「混雑した車内へのベビーカーをともなった乗車」は11位から7位、「荷物の持ち方・置き方」は10位から8位と順位を上げている。「混雑した車内へのベビーカーをともなった乗車」については、男性は10位だったが、女性は4位に挙がっており、男女で感じ方に違いが見られた。