女優の小西真奈美とWBC日本代表の東尾修投手コーチが29日、都内で行われた「ファイザー禁煙治療啓発新CM発表会」に出席した。

「ファイザー禁煙治療啓発新CM発表会」に出席した小西真奈美と東尾修氏

2009年より喫煙者に対して医療機関でのニコチン依存症治療を啓発するキャンペーンを行っている製薬会社のファイザーでは、12月1日より新CM『2万円で禁煙』篇と『楽な気分で禁煙』篇を放映。イメージキャラクターには小西真奈美を起用し、女医に扮した小西があまり知られていない禁煙治療の費用や気楽に治療が行うことができることを訴求している。

CMと同じ白衣姿で登場した小西は「ドラマとかで何度か白衣を着て女医さんの役をやらせてもらいましたが、今回はより本物のお医者さんに近づけようとセットもリアルでしたね。本当のお医者さんみたいな感じでやらせてもらいました」と撮影の感想を。禁煙者の小西は「現場でタバコを吸っている方が多くて、タバコを持っている状態で『吸ってもいいですか?』と言われると困る事が結構あったんです。でも今回はCMをやらせてもらったので堂々と胸を張って『禁煙して下さい!』と言えるのがうれしいですね」と笑顔だった。

この日は20歳の頃から42年間喫煙しているというWBC日本代表の投手コーチでもある元プロ野球選手の東尾修氏も途中から登壇。「理子はうるさいし、石田(純一)も吸いませんから家では全くダメ。特に孫が出来たから吸わなくなった」と明かすも「現役の時は試合中に1回吸っていました。孫が出来たから止めようと思っています」と話した。ただ、「禁煙と宣言して失敗したら格好悪いからな……。そのための一歩はしますけど…。小西さんみたいな先生がいたらな~」と禁煙に踏ん切りがつかない様子だった。

その東尾氏だが、この日別のイベントに出席した石田純一の「息子は大リーグにさせたい」発言を報道陣から聞いて「あいつ(石田)も高校の時は下手な高校球児だったみたいだから、いい素質があるのか僕が判断しますよ」と真剣。WBC日本代表については「12月14日まで言えない」としながらも、「若いマー君(田中将大)世代がいい意味で日本の野球を引っ張っていく気がします」と話していた。