フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、同社のホットハッチモデル「ポロ GTI」の装備を一部変更して発売した。大ヒットした「ゴルフ GTI」のコンセプトを受け継ぐ「ポロ GTI」は、コンパクトカー市場で多くのスポーツカーファンに支持されてきた。仕様変更により、いっそう魅力をアップさせる。

「ポロ GTI」

変更するのは2点。まずアルミホイールのデザインを変更する。同車の17インチ純正アルミホイールは5つの丸いホールが印象的なデザインだが、従来は単色だったこのホイールを新たに2トーン塗装に変更。シルバーに黒いラインを入れることで立体感を強調し、サイドビューを引き締める。

もう1点は新しいオプションとして、純正ナビゲーションシステム「712SDCW」を設定する。このシステムはETC機能とITSスポット対応システムに対応するDSRC車載器付きで、PCからSDカード経由で最新の地図情報をダウンロードすることもできる最新のモデル。地図は初回利用から2年間、無償で更新することができる。

「ポロ GTI」はスーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせた1.4リットルのエンジンを搭載。このエンジンは優れた燃費を確保しながら179PSという驚異的なハイパワー発揮する。トランスミッションは7速DSGで、1,210kgと軽い車重の効果もあって非常に高い走行性能を実現している。価格は295万円で、3年間の法定・メーカー推奨点検工賃が無償となるメンテナンスプログラム「Volkswagen Professional Care」が付帯する。