歌手の谷村新司、谷村詩織、2012年ミス・インターナショナルの吉松育美が15日、都内で行われた「のどオブザイヤー2012」に出席した。
菓子メーカーのカンロは、「11(いい)・1(ひと)・5(こえ)」という語呂の良さから11月15日を「のど飴の日」に申請。このほど、認定され、今年もっとものどを使って話題になった著名人を表彰する「のどオブザイヤー2012」を開催。初開催となる今回は、10月21日に沖縄で行われた「ミス・インターナショナル世界大会」の決勝で英語のスピーチを披露し、日本人としては史上初となるグランプリとミス・フォトジェニックの2冠を手にした吉松育美が選出された。
プレゼンターの谷村新司と詩織親子からトロフィーと花束を贈呈された吉松は「のどはケアしているのでうれしく思います。ミス・インターナショナルに選ばれた時を思い出しました」と喜び、「これからものど飴を使ってのどをケアしながら女性問題など国境を超えてメッセージを発信していきたいと思います」と意欲を見せた。そんな吉松を谷村は「ミス・インターナショナルに選ばれるのは外見ではなく、その人の思いとかメッセージがあるから。吉松さんは英語でスピーチされ、たくさんの方が感動したと聞いています。今日初めてお会いしましたが、内面も美しく圧倒される感じですよ」と絶賛。それを聞いた吉松は「ありがとうございます」と感謝の言葉を口にし、佐賀県出身ということで「なはわを超えた?」という報道陣からの質問に「そうですね。これからも色んな佐賀県をPRしたいと思います」と話していた。
また、11月10日に死去した森光子さん(享年92歳)と長年交流のあった谷村がイベント後に報道陣の取材に応じて「自宅でテレビを見ていた時にニュースで拝見して愕然としました。初めてお会いした時はテレビよりも小柄な方で自分の母に重なるような存在でしたよ。『本当にありがとうございました』という言葉以外思い当たらないですね…」と故人を偲んでいた。