連続テレビ小説『純と愛』(NHK総合 月曜~土曜 8:00~ほか)に出演する新たなキャストが6日、主演の夏菜、風間俊介と収録に臨み、NHK大阪放送局のスタジオで発表会見を行った。

夏菜、余貴美子、石倉三郎、(後列左から)映美くらら、田中要次、朝倉あき 拡大画像を見る

来年1月からスタートする後半の物語を盛り上げる新キャストは、余貴美子、石倉三郎、田中要次の個性的な顔ぶれに加え、元・タカラジェンヌの映美くらら、『てっぱん』(2010~2011年)に継ぐ朝ドラ出演となる朝倉あき。ドラマの舞台は大阪市大正区の人情味溢れる下町へと移る。

純(夏菜)がオオサキプラザホテルを辞め、ひょんなことから再就職することになったのは、女将のサト(余)が営む大正区の古びたホテル『里や』。なぜか料理のヘタな板前・藍田(田中)、素性のわからないセクシーな従業員・蘭(映美)、カウンターでジュースばかり飲んでいる雑用係・羽純(朝倉)、ホテルに入り浸る琉球舞踊の家元・金城(石倉)と、一筋縄ではいかない面々に囲まれながら、理想のホテル=“魔法の国”を目指す純の奮闘ぶりが描かれる。

ラフなジャージという役衣装で登場した余が「こんなやる気のないかっこうですみません。(役柄も)まったくやる気のない女なんです」と挨拶して笑いを誘うなど、会見は下町ならではのユルさが漂うアットホームな雰囲気。夏菜は「オオサキプラザホテルとはまったく違うムードに興奮してます!」と目を輝かせ、風間は「(新キャストの)みなさんのおもしろいキャラに巻き込まれていきたい。新しい物語がスタートする予感にワクワクしてます」と意気込みを新たにしていた。

そんな夏菜と風間を、役の設定で“実は男性が好き”というキャラクターを演じる石倉は「とてもさわやかだし、夢と希望に溢れたいいことを言う。なんか…とってもジェラシー感じるわぁ」とオネエ言葉で絶賛。余は「純ちゃんは、いるだけで痛いほどまぶしい。まぶしいヤツですね(笑)。愛くんは本当にいい人で、役そのままなんです。どちらも本人が役になったみたい」と印象を語り、フレッシュな2人に目を細めていた。