酩酊状態のまま唐辛子スプレーをかけられて逮捕されたサム・ワーシントン (C)BANG Media International

映画『アバター』や『タイタンの戦い』への主演で知られる俳優のサム・ワーシントンが、とあるバーの店先で喧嘩沙汰を起こし、治安紊乱行為を理由に逮捕されていたことが明らかとなった。

10月3日、ジョージア州アトランタで酩酊状態のままバー「ザ・ヴォーテックス」に入店しようとして、IDを提示せずに入店を断られたサムは警備員のジェリー・リンクと揉み合いとなり、護身用の唐辛子スプレーをかけられて取り押さえられ、急行した警察に逮捕されたという。

しかし、5日に警備員のリンクが予定されていた法廷への出廷に応じなかったため、サムの横暴ぶりがバーの防犯カメラにすべて記録されているにも関わらず、サムへの起訴内容は全て取り下げられている。

リンクは、後にサムが有名俳優であることを知らなったと主張しており、法廷への出廷要求書も受け取っていないと語っている。彼がゴシップサイトTMZ.comに語ったところによれば、サムがバーに現れた際、サムは汚らしいトレーナーを着て、いくつもの服を持ち歩いていたことから、リンクさんはサムのことをホームレスだと判断したのだという。

さらに、現在同地でアーノルド・シュワルツェネッガー主演最新作『テン』の撮影中で、エリート麻薬取締局員を演じている最中だということもあってか、リンクがサムに唐辛子スプレーを噴射した時、サムは「俺は麻薬取締局員なんだぞ!バカなことすんじゃねーよ!」と叫んだという。

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