歌手の浜崎あゆみが11日、東京・代々木第一体育館で全国アリーナツアー「ayumi hamasaki ARENA TOUR 2012~HOTEL Love songs~」の最終公演を行った。

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ステージを架空のホテルに見立ててたエンタテインメント・ショーとして行われた同ツアーは、4月7日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われたスタート公演を皮切りに、全国13会場で34公演を開催。同所で行われた最終公演には、約1万1,000人のファンが詰め掛け、スタート前からピンクライトを振って「あゆ! あゆ!」と熱気ムンムン。ダンサーたちがステージを盛り上げる中、フロントレディー姿の浜崎がゴンドラに乗って登場すると、観客は総立ち大歓声で、浜崎は「ファイナルに相応しい元気を見せてよー!本日は最後まで思いっ切り楽しんで下さいませ!」と様々な衣装の早着替えをしつつ、11月に発売される新曲2曲を含む20曲を熱唱した。

演目を終え、アンコールが鳴り止まない会場に、先月17日に千葉・袖ヶ浦海浜公園で開催された「氣志團万博2012」に出演した浜崎の様子が映し出されると、会場はこの日一番の盛り上がりを見せ、学ラン姿で再度登場した浜崎が、氣志團の「One Night Carnival」をノリノリで歌い、「てか、うちらだけでやってもつまんなくない!?」と呼びかけると、氣志團が登場して一緒に熱唱。ボーカルの綾小路翔は「来ちゃったぜ! あゆは世界で一番マブい元ヤンだぜ~!」と盛り上げ、「ツアーファイナル、本当におめでとう!」と浜崎と熱い抱擁を交わした。「Boys&Girls」などアンコール曲を4曲歌い終えた浜崎は、歌いながら感極まって涙。「この日を持って、"HOTEL Love songs"は閉館です。心から感謝してます」と述べ、ステージにマイクを置き「ありがとうございました!」と地声でファンに感謝の気持ちを伝えて、ツアーを締めくくった。