ジーンズのもっとも似合う有名人を発表する第29回「ベストジーニスト2012」発表会が4日、都内で行われ、嵐の相葉雅紀、黒木メイサが共に2年連続、2度目のベストジーニストに輝いた。協議会選出部門に夏木マリ、井浦新、ローラ、ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストの村田亮太選手がそれぞれ受賞した。

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1984年からスタートしたベストジーニストは過去に木村拓哉、草なぎ剛、堂本剛、亀梨和也が受賞。昨年に引き続き、2度目の受賞となった相葉は「相葉家の家宝が1つ増えました。選んでくださった皆さんの賞」とニッコリ。「デニムは冠婚葬祭以外はいつでも着ます。メンバーは全員おめでとうって笑顔で言ってくれました」と明かしながら、この日は着用の股下が深いサルエルタイプのジーンズに「段差がキツいです」と笑った。

昨年に引き続きの受賞となった黒木メイサは9月23日に夫の赤西仁との間に第1子となる女児を出産したばかり。会見には出席できなかったが「普段からジーンズを愛用し、ファッションが好きな一女性として、この賞に2年連続で選ばれてすごくうれしいです」とコメントを寄せた。

協議会選出部門に選ばれた夏木は「ワーオ! うれしいです。今年60になりまして、ますます生涯終わるまでがんばっていきたいです」と喜びの声。俳優業のほか自身のアパレルブランドを手がける井浦は糸からこだわって制作したというデニムのスーツで「ずっと昔から知っている賞。光栄です」と感謝。アスリートの村田は「ビックリしてます」と驚き、相葉から「世界で戦っているのに緊張するんですか?」と聞かれると「別世界です」と苦笑した。

美脚をミニスカートで包みデニムのジャケットというコーディネートのローラは「はーい」と明るい声で登場。「すっごく楽しいです。選ばれるようにちょこちょこデニムを履いてました。見ててくらたんだ」と軽快な口調で語り「冬はジーンズのスカート着ようかなって思ってるんだ、うん!」と会場を沸かせた。

ローラの隣に座った村田選手は緊張気味だったが、ローラから「前は(体型が)細かったの? うふふ。でも今いい感じ!」と褒められ思わず笑顔。「こんなに緊張したの久しぶりです。ローラさんがいてくれたのでほぐれました」と笑った。そんな村田の金メダルを手にしたローラは「こんな重いんだー。肩凝りそう」とどこまでもマイペースだった。

左から、夏木マリ、井浦新、ローラ、村田亮太選手、小出友華さん、本多麻衣さん、富田千晴さん

受賞を知らされた時を振り返り、ローラは「すっごくビックリ! もっとデニムを着たいなと思ったよ」と笑顔で語った。現在けがで療養中のタレントのスギちゃんがベストジーニストをすごく欲しがっていたことに、ローラは「残念! 自慢しよーっと。でも盾重いから写真撮って送ろうかな。でもメアド知らなーい」と独壇場だった。

今年から新たに新設された一般新人部門ではグランプリに本多麻衣さん、準グランプリに女子大生モデルの小出友華さん、アーティスト賞に富田千晴さんが選ばれた。また、来年度からの"永久ベストジーニスト"の条件が変わり、一般選出部門に3回受賞で殿堂入りとすることが発表された。