妻夫木聡、新垣結衣、木村カエラが出演するキヤノン・ミラーレスカメラ「EOS M」の新CMが、9月23日(日)から全国放送をスタートする。
「オフの日」という設定のもと、ビートルズの「Hello Goodbye」を口ずさみながらEOS Mを手にする妻夫木と新垣。写真を見て自然と笑みがこぼれる姿がとてもリアルだが、それもそのはず、EOS Mを渡したのは撮影当日だった。彼らの初めて触った喜びや驚き、その気持ちを自在に切り取っていく姿が、CMで描かれている。
妻夫木の撮影は高松と男木島を結ぶフェリーの中で行われた。もともと写真好きの彼はすぐにEOS Mを使いこなし、撮影中はずっとカメラを手放さずに気になったものを撮り続けていた。妻夫木は撮影後、「どこから撮影がはじまって、どこで終わったのかもわからないくらい心地良かったです」と語るなど、リラックスして撮影に臨んだという。
一方、新垣は北海道の尻羽岬(しりっぱみさき)で撮影。北海道の中でもあまり人の手が加えられていない場所で、新垣はその雄大な自然をさまざまな撮影モードを駆使して切り取っていた。「あらためて写真で風景を切り取ってみると、こんなキレイなものを見ていたんだって思えました」と感想を語った新垣。「時には写真が肉眼にまさることもあるんですね」と今回の撮影を通して、写真の価値観が大きく変わったようだった。
木村カエラが撮影で訪れたのは、北九州市の到津の森公園。観覧車内での撮影は何週も回らなければならなかったため相当ハードだったようだが、「限られた空間の中で目に付いたものを撮っていたのが、自然と気づかなかった所に目を向けるようになって、同じ場所で同じものが違うものに見えてくるのはとてもすてきなことだと思いました」とこちらも新垣同様、新たな発見に感動している様子。木村は、望遠レンズや魚眼レンズなどさまざまなレンズを交換しながら、幾度と無くシャッターを切っていた。