この日のシャンパンは「モーリス・レジェール」

ガルーダ・インドネシア航空が信頼感とサービスを飛躍的に改善しているのは前回のレポートの通りだが、もう1つ、乗客として気になるのは機内食。アジアには食事が好評な航空会社が多い。ガルーダ航空はどうだったのか。成田 - ジャカルタ線のレポートをお届けしよう。

まずは、エグゼクティブ(ビジネス)クラスの機内食。ウェルカムドリンクはシャンパン、オレンジジュース、タマリロ(ツリートマト)をベースにした「マルテベジュース」などから選べる。シャンパンを口にすると、フルーティですっきりした味わい。夏場ということもあり、すぐに飲み干した。後で試したマルテベジュースも甘さはあるがしつこくなく、アルコールが苦手な人におすすめだ。


食前酒には充実のカナッペを添えて

離陸後しばらくするとミールサービスが始まった。コースは、和食、洋食、オリエンタルから選べ、事前予約も可能だ。ドリンクの種類はワイン、スピリッツ、ビール、ノンアルコール、ジュースなど充実のメニュー。ワインは白、赤ともに2種類ずつ。今回は和食を選び、食前酒は白ワインに決め、コート・デュ・ローヌ(フランス南部の白ワイン)をオーダーした。辛口だがクセはなく、飲みやすいワイン。食前酒と一緒にメニューにはないカナッペがサーブされた。

食前酒とカナッペ。テリーヌがまろやかで美味