ライトアップされた牛久大仏と灯籠

牛久大仏の「万燈会(まんとうえ)」が行われるのは8月15日(水)。通常3月から9月土日祝日の拝観時間は17:30までだが、「万燈会」では17:30から無料開門となり、19:00に灯籠(とうろう)が点灯される。15日が雨天の場合は翌16日に延期になる。

「万燈会」では、牛久大仏がライトアップされ、灯籠(とうろう)が並べられる。灯籠(とうろう)は申込制で、つるし型の灯籠(とうろう)は1,000円、浮かべ型の灯籠(とうろう)は2,000円。東本願寺が代行して火を灯してくれる。来園できなくても申し込み可能だ。

当日20:00ごろから行われる万燈行列は、ちょうちん代200円を支払えば一般参加も可能。当日申し込みは「献灯テント」で受け付ける。

また、奉納花火も申し込むことができる。1発3,000円、2発以上ならば1発あたり2,500円となる。打ち上げの際に名前を読み上げてくれる。申し込みは一人何発でも可能だが、限られた時間内での打ち上げであるため、事前の申し込みが優先となる。

らく焼、猿の曲芸、牛久かっぱ太鼓、ジャグリング、お盆法要、法話、奉納花火、メイン花火、露店とさまざまな催しものが、万燈会の元来の目的である「罪障を懺悔して四恩に報じ万燈を諸仏に供養する法会」を身近なものにする。

牛久大仏は全高120メートル、総重量4,000トン。ブロンズ製の人型建造物としては世界最大でギネスブックにも登録されている。その大きさは左の手のひらのみで18メートル、奈良の大仏が手のひらに載る、と例えられるほどだ。

内部は1階が観想の間、2階が念仏の間、3階は蓮華蔵世界、4、5階は霊鷲山の間となっている。4、5階には四方に窓があり、地上80メートル~85メートルの高さから景色を眺めることができる。晴れて視界の良い日には富士山やスカイツリーも見える。