関西の現役高校生が審査員を務める漫才コンテスト『第10回MBS漫才アワード』の2次予選が2日、大阪市内で行われ、プリマ旦那、藤崎マーケット、かまいたちら10組が、8月10日に行われる決勝大会に駒を進めた。

『第10回MBS漫才アワード』決勝進出を決めた10組 拡大画像を見る

10回目を迎えた今年の大会には194組がエントリー。その中から1次予選を勝ち抜いた40組が、100名の高校生審査員が採点する2次予選に臨んだ。審査員それぞれの持ち点は最高3点で、満点は300点。得点上位10組が決勝進出となる。250点超えがベスト10入りのボーダーとなるハイレベルな戦いの結果、プリマ旦那、藤崎マーケット、かまいたち、天竺鼠、インディアンス、学天即、祇園、アインシュタイン、銀シャリ、和牛(以上、予選得点順)が決勝への切符を手にした。

278点の高得点で1位通過を果たしたプリマ旦那は、河野が「決勝でも1番を獲れるようにがんばりたい」と優勝に意欲を。一方の野村は、早くも大会の優勝賞金100万円について言及。「僕がネタを書いてるのに、相方と折半というのは甚だ不満です。これを機会に分配について相方とよく話し合いたい」と“取り分アップ”を主張し、笑いを誘っていた。

また、今年は『ABCお笑いグランプリ』、『NHK上方漫才コンテスト』で優勝を果たし、今大会で3冠目を狙うかまいたちは、濱家が「僕たちを倒せなければ、誰も上には上がれないと思います。僕たちを潰すつもりできてください!」とAKB48・篠田麻里子の総選挙での名言をパクった?コメントでライバルたちを挑発。そんなかまいたちに「絶対に負けたくない」と闘志を燃やす藤崎マーケットの田崎は「濱家のマンションの部屋が僕より上の階。眺めのよさが全然違うので、なんか負けた感じが…(笑)。優勝して100万円獲って、濱家より上の階に引っ越したい!」と意気込んでいた。

なお、『第10回MBS漫才アワード』決勝大会は8月30日 18:55~ MBSテレビで生放送。総合司会はブラックマヨネーズが務める。