コカ・コーラシステムが5月に新発売したゼロカロリーのスポーツ飲料「アクエリアス ゼロ」が、発売10週で5,000万本(出荷ベースを元に500ml換算・同社データ)を突破したことが明らかとなった。導入当初の計画を大きく上回る販売ペースだという。

同商品は4種類の電解質と燃焼系サポート成分カルニチンを配合したゼロカロリーのスポーツ飲料。運動頻度が減り、カロリーが気になるアダルト層をターゲットに、ゼロカロリーでスムーズな水分補給をサポートする製品として、5月7日に発売開始した。

アクエリアス ゼロ(500ml) 小売価格147円(税込み)

同社によると一般的にゼロカロリーの飲料は、おいしくないという印象を持つ人が多いという。しかし「アクエリアス ゼロ」は発売後の調査で「機能」と「味覚」が支持されており「スッキリしていておいしい。ゴクゴク飲める(50代男性)」「とても飲みやすい(40代女性)」といった感想が同社に多く寄せられている。発売好調の要因として、同社はこれまでスポーツ飲料をあまり飲んでいなかったノンユーザーを獲得したことも大きいとしている。

アクエリアス ゼロを飲んだ感想

また、ここ数年続いている猛暑の影響で、熱中症予防として汗で失われた電解質(ナトリウムなど)も補給できるスポーツ飲料は注目されている。同商品はカロリーが気になる人や、軽く体を動かした時、日常の汗をかいた時の水分補給のほか、熱中症対策にも役立ちそうだ。

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