女性グループのシングル売上で歴代2位という記録を打ち立てたAKB48、5月23日発売のニュー・シングル「真夏のSounds good!」

先週6月4日付のオリコン週間シングルランキングでは、26枚目のシングル「真夏のSounds good!」(5月23日発売)でシングル歴代最高の初週売上161.7万枚を記録したAKB48が、2週連続でさらなる新記録を打ち立てている。

6月11日付の同ランキング(集計期間:5月28日~6月3日)では、AKB48の派生ユニットNot yetの4枚目のシングル「西瓜BABY」(5月30日発売)が初週売上13.6万枚で初登場1位。続く2位には、12.9万枚のAKB48「真夏のSounds good!」、3位にはNot yetと同日に発売された同じくAKB48の派生ユニット渡り廊下走り隊7の10枚目のシングル「少年よ 嘘をつけ!」ランク入りを果たし、AKB48の関連グループが上位トップ3を独占する結果となった。

この記録は、1968年1月のシングルランキング開始以来、同一アーティストによるシングル1~3位独占は、2010年1月4日付の「GIFT~白~」(1位)、「GIFT~赤~」(2位)、「GIFT~緑~」(3位)の関ジャニ∞が唯一達成した記録のみで(この3作はすべて関ジャニ∞名義)で、派生アーティスト(ソロ含む)を含めた1~3位独占は史上初の快挙となっている。

なお、Not yetにとってのシングル1位は、2枚目の「波乗りかき氷」(昨年7月発売)以来2作ぶりで通算3作目。表題曲の「西瓜BABY」のほか、 Type-Bには、北原里英初の作詞曲「guilty love」、Type-Cには横山由依の初ソロ曲「May」が収録されている。

そして、いよいよ第4回選抜総選挙の開票を6月6日に控えたAKB48は、今回のシングル「真夏のSounds good!」の累積売上は2週目で174.5万枚に達し、モーニング娘。「LOVEマシーン」(累積164.7万枚・1999年9月発売)、自身の「フライングゲット」(累積162.0万枚・昨年8月発売)をともに上回り、SPEED「WHITELOVE」(累積184.5万枚・1997年10月発売)に次ぐ女性グループのシングル売上記録で歴代2位。

また、3位の渡り廊下走り隊7にとってTOP10入りは、1stシングル「初恋ダッシュ/青い未来」(2009年1月発売/最高位10位)から10作連続通算10作目となる。ここ数週間のランキングは5月中旬のNMB48、SKE48、AKB48、そして今回の関連ユニットのTOP3関連と秋元康が手がけるグループのフィーバーが続いている。