映画『スパイダーマン』などで知られるマーベルが、最強のヒーローたちを集め「100年に一度の映画プロジェクト」として実現させた映画『アベンジャーズ』。来月の全米公開に先がけ、4月11日にロサンゼルスで大々的なワールド・プレミアが開催されたのに引き続き、17日にはロシアで、19日にはロンドンでプレミアが開催され(いずれも現地時間)、豪華出演者がレッドカーペットに姿をみせた。

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同作は、地球滅亡へのカウントダウンが開始されたとき、"最強"の力を持つ者たちが集められ、未知なる「敵」とたたかうというストーリーで、ファンとってはマーベルー・ヒーローのドリーム・チーム結成が実現した「奇跡のエンターテイメント」といわれている。 両プレミアに集結した"最強チーム"は、アイアンマン役のロバート・ダウニーJr.、 魔性の女スパイ/ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソン、雷神/ソー役のクリス・ヘムズワ―ス、弓の名手/ホークアイ役のジェレミー・レナーら。ロンドンのプレミア会場となった、ヨーロッパ最大級のショッピング・モール、ウェストフィードには、200メートルを超えるレッド・カーペットが設置され、140人以上のプレスが取材を行った。

ロバート・ダウニーJr.は「すごく楽しいね。大きなショッピングセンターに こんなにたくさんのファンが集まってくれて、この日を迎えられたことを、とてもうれしく思うし、わくわくするよ」と興奮気味に取材に応じた。クリス・ヘムズワ―スも、3,000人以上のファンに歓迎されて感激した様子で「色んな国のファンが心待ちにしてくれていたこの映画に、やっと命が吹き込まれる感じがする、この場に立てて嬉しい」と語っていた。大盛況のプレミアが回を重ねるにつれ、結束を強める様子の『アベンジャーズ』メンバーは この後ローマに移り、21日のイタリア・プレミアに参加。日本では、8月17日(金)より全国公開される。