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3月14日にアメリカのオースチンで開催された音楽フェスティバル「サウス・バイ・サウスウェスト」では、ビルボードのショーケースでヘッドライナーを務めたライオネル・リッチー (C)BANG Media International |
ライオネル・リッチーが、ビーニー帽かテニスハットを被らないと楽曲のレコーディングができないと語っている。ボーカルブースに入る際はゲン担ぎをしているそうで、必ずお気に入りの帽子を被っていないといけないのだという。
「特別な帽子を身につけていないと、レコーディングができないんだよ。恐らく、俺の一番変なところだろうね。レコーディングの前に、お守りの帽子がないとだめなんだ。ビーニー帽かテニスハット。誰にだって、そういう縁起物はあるだろ」
1970年代にコモドアーズのメンバーとしてファッショナブルな服装で登場したライオネルは、80年代に入るにつれ、次第にそんなおしゃれなイメージが後退していったものの、それに関して満足していると話している。「正直に言うと、"クール"と"格好いい"っていう2語とは無縁でいたかったんだよ。悪く捉えられがちな言葉だけど、むしろ"定番"っていうものを求めていたんだ」
さらに、それは音楽についても通じるとライオネルは続けている。「それがいつ発売されたか分からない曲があるだろ。みんなその歌を歌っていれば、時代がいつだかなんて関係ない。そして俺は、そういうスタンダードな曲を持ち歌にしたかった。クールっていう言葉で一番俺が恐怖を感じるのは、今日はそれがクールでも、明日はもうそうじゃなくなってるってことさ」
(BANG Media International)
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