――蓮佛さんの中で特に思い入れのあるシーンはありますか?

蓮佛:「修ちゃん推しで申し訳ないんですけど(笑)、私の演じるサコをナンパしようとした二人組に対して『あいつは俺が一生守るって決めた妹なんだ!』と、サコがそばにいることを知らずに修ちゃんが言うシーンがあるんですけど、台本で読んだ時よりも現場で聞いたらものすごくグサッと心に刺さったんですよね(笑)。修ちゃんの性格を表しているし、愛にあふれた言葉だと思います」

――ドラマのタイトルにもある「約束」という言葉について、何かイメージすることは。

蓮佛:「約束ってある程度、絆が深くないと出来ないものだと思うんですよ。真っすぐ相手と向かい合わないと出来ないというか。よく聞く言葉ですけど、それだけ真剣にならないといけないというイメージがありますね。ですから、自分から約束することは少ないです。『約束』という言葉を口にした以上、それを破ったらその人との関係も壊れてしまうと思うし、やっぱりお互いの信頼があってこそのものだと思いますね」

――ところで、2月に21歳になりましたが、実感はありますか?

蓮佛:「何も考えてない時に『いくつですか?』って聞かれたら『20歳』って答えてしまうくらい実感はないんですけど(笑)、もう『子供だから』という言い訳の出来ない年齢だとは思います。21歳になったからというわけではありませんが、もっと『人』を大事にしたいですね。私の今年の目標が『たくさんの人と話す』なので、人と会ったり、話したり、触れ合ったりすることを大事にして、いろいろなことを吸収し勉強したいです」

――この春から何かスタートさせてみたいことはありますか。

蓮佛:「基本的に私、インドアなんですけど、誕生日に自転車をいただいたんです。そのおかげで今、外に出たい願望が高まっているので、もう少し暖かくなったらちょっとした近所への散歩でも自転車で出かけたいですね。歩いていた時には気づかなかったお店や場所とか、身近な発見をしたいです」

――蓮佛さんの中で、人としてこうありたい、こういう人になりたい、という理想像みたいなものがあれば教えて下さい。

蓮佛:「ここ数年『"軸"がしっかりした人になりたい』と思っているんです。仕事ってこういうことなんだ、こういうものなんだ、みたいなヘンな"慣れ"がイヤなので、嬉しいことには喜んで、悲しいことには悲しんで、おかしいなと思ったことには『おかしい』と思い続けられる人でありたいです。自分の気持ちを麻痺させてまで『しょうがない』とは思いたくない、というか。自分を見失わず、常に心にアンテナを張っていられる女の人になりたいですね」

――では最後に、ドラマにちなんでマイナビニュースと何か『約束』をしてくれますか?

蓮佛:「そうですね……どんな約束がいいでしょう……じゃあ、ぜひまた機会があればインタビューして下さい!」

――はい! ぜひこちらこそ喜んで!!

蓮佛:「あ……でも、これって逆に約束させちゃいましたね。約束って難しいですね(笑)」


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