タリーズコーヒーで利用可、プリペイドカード『TULLY'S CARD』11/2に発行

三井住友カードは11月2日、タリーズコーヒージャパン（以下、タリーズコーヒー）と提携し、国内のタリーズコーヒー各店（一部店舗を除く約430店舗）で利用できるプリペイドカード「TULLY'S CARD（タリーズカード）」の発行を開始する。

「TULLY'S CARD（タリーズカード）」

今回発行するタリーズカードは、残高をサーバで管理するタイプのプリペイドカード。現金で繰り返しチャージすることができ、支払い時に小銭のやりとりが不要となる。また、タリーズカードでのドリンク購入の度に割引特典が受けられるため、「現金で購入するよりもお得になる」(三井住友カード)。

三井住友カードは、タリーズコーヒーに代わりプリペイドカードの発行者となることで、資金決済法で定める当局届出、発行保証金の供託などの対応を行う（第三者型発行）。

発行者業務を三井住友カードが行うため、タリーズコーヒーは自社で発行するよりも事務負担を軽減でき、手軽にプリペイドカードを導入することが可能となるほか、プリペイドカード導入により、既存顧客の来店促進や贈答用のギフトカードとしての利用による新規顧客の開拓という効果が期待できる。

また、三井住友カードは、タリーズカードを三井住友カードのポイントプログラム「ワールドプレゼント」の交換景品へ採用するなど、三井住友カードの会員基盤を活用し、カードの発行促進をサポートしていく。

三井住友カードとタリーズコーヒーは、今後タリーズコーヒーの顧客サービスのさらなる向上のために、インターネット上でのクレジットカードによるチャージサービスの導入、店頭でのクレジットカード決済や電子マネー決済サービスの導入について協力し検討していくという。また、三井住友カードは、プリペイドカード事業のさらなる強化を図り、第三者型発行を希望する企業との提携をすすめていくとしている。