JR東日本千葉支社は25日、113系の定期運用を8月末で終了すると発表した。27日からはヘッドマークを掲出しての運用も行われる。

房総半島のJR線で活躍していた113系電車(2005年撮影)

「スカ色」と呼ばれる青とクリーム色のツートンカラーの113系は、かつて横須賀・総武快速線の主力車両であり、その後も房総半島の総武本線、内房線、外房線、成田線などで活躍してきた。

現在、房総半島の各路線では209系電車への置換えが進んでいる。これにともない、113系は8月末をもって引退することになった。

「有終の美」を飾るべく、ヘッドマークを掲出して運用されるのは、1980年製造の116編成と、1977年製造の217編成で、計8両を1編成として運転する。ヘッドマークは直径46cmで、「ありがとう113系 幕張車両センター」との文字が入ったものになるという。

ヘッドマークを掲出した113系8両編成は、27日より8月31日まで運転される予定(都合により変更の場合あり)。