JR東日本は14日、京浜東北線で運行中の209系電車について、2010年1月24日の営業運転を最後に引退させると発表した。209系電車は1993年に京浜東北線・根岸線に投入された直流方式の通勤電車で、従来の「重厚で耐久性を重視」という設計思想から転換し、あらかじめ使用期間を定めてコストを算出し、新技術を投入しつつ、さらなる新技術対応車両へ切り替えるというコンセプトを採用した。そのため、従来の鉄道車両よりやや早い17年間で引退することになったという。同車両は1993年度のグッドデザイン商品金賞を受賞したことでも知られているとのこと。

京浜東北線から引退する209系電車

引退記念ヘッドマーク

大宮駅では1月23日、10:00~17:00に西口2回イベントブースにて記念弁当、記念グッズ(記念サボ・ヘッドマークレプリカ)、鉄道関連グッズを販売する。翌日の1月24日は10:00~16:00に「ありがとう京浜東北線209系」記念入場券を販売する。大宮駅から川口駅までの埼玉県内9駅の硬券入場券10枚組で、限定2,000セット。価格は1,300円。在庫がある場合は1月25日以降31日まで、中央みどりの窓口にて販売するとのこと。

大船駅では1月24日、10:00~15:00に改札内コンコースにて、記念弁当、記念グッズの販売、子供用駅長制服撮影会、ヘッドマーク展示会、鉄道写真パネル展を開催する。また、1月24日08:30から31日まで「京浜東北線・根岸線209系引退記念入場券(2,080円、2,000セット限定)」をみどりの窓口で販売する。神奈川県内の京浜東北線・根岸線全16駅の硬券入場券をセットしたという。

同社は1月17日より209系電車1編成に記念ヘッドマークを取り付け、大宮 - 大船間を定期列車として運行するとのこと。京浜東北線では現在、新型電車E233系への置きかえが進められており、209系の引退ですべて新型に切り替わる。