東日本大震災で被災したひたちなか海浜鉄道湊線が、7月末に全線で運転再開されるのを記念し、8月20日に「『新・鉄子の旅』メンバーと行く、ひたちなか海浜鉄道応援ツアー」が開催される。

『新・鉄子の旅』は、平成生まれの漫画家・ほあしかのこさんが、横見浩彦氏の「テツ旅」に連れ回される「実録・鉄道の旅マンガ」。今回のツアーの模様は、10月25日発売予定の「月刊IKKI」12月号に収録される

同ツアーでは、小学館「月刊IKKI」で連載中の漫画『新・鉄子の旅』のレギュラー陣(トラベルライターの横見浩彦氏、漫画家のほあしかのこさん、女優の村井美樹さん、「月刊IKKI」編集長の江上英樹氏と担当編集者の神村正樹氏)がそろって参加。東京駅からバスで出発し、車内ではレギュラー陣による漫画の制作裏話などのトークコーナーも用意している。

バスは横見氏がセレクトした"穴場駅"湊線の日工前駅に到着し、ここから湊線の列車に乗車。那珂湊駅で名物「たこめし」を食べ、『新・鉄子の旅』の表紙でもおなじみの砂絵を参加者全員で制作する。

湊線の終点、阿字ヶ浦駅では、横見氏の解説を聞きながら駅周辺を散策することに(写真は2007年撮影)

その後、阿字ヶ浦駅まで乗車し、横見氏の解説付きで駅周辺を散策。同駅から勝田駅まで運行される貸切列車では、横見氏による「ナマ車窓解説&トークショー」も行われるという。

ツアーの申込みは特設サイトで行っており、定員は最大37名で、定員に達し次第、募集終了となる。ツアー代金は1人9,800円(おとな・こども同額)で、この中から2,000円が「ひたちなか海浜鉄道応援金」となり、寄付される。