ディスカバリーチャンネルは3月21日、ドキュメンタリー番組『インサイドアウト~世界の挑戦者~ 日本発 次世代スーパーコンピュータ「京」』を放送する。

『インサイドアウト~世界の挑戦者~ 日本発 次世代スーパーコンピュータ「京」』初回放送:3月21日(24:00~)/ 再放送:3月25日(21:00~)、27日(10:00~)

演算処理速度毎秒1京回を目標として、富士通と理化学研究所が共同で開発を行ってきた次世代スーパーコンピュータ(スパコン)「京(けい)」。このスパコンを構成する超高性能CPU搭載小型コンピュータの出荷が2010年9月に開始され、2012年運用開始を目指して、兵庫・神戸にある計算科学研究機構にて設置・調整が進められている。

現在世界最速とされている、中国製スパコン「天河1号」の演算処理速度は毎秒2,570兆回。その約4倍の性能となる京の完成が、科学技術の発展にもたらす功績とは? 同番組では、従来のスパコンでは困難だった大規模シミュレーションが可能となることにより期待されている、飛行解析や新医薬品の開発等について取材。科学者・研究者、開発者らへのインタビュー、京の開発舞台裏の貴重な映像などを通して、次世代スパコンのもたらすインパクトや可能性を伝える。

なお、ディスカバリーチャンネルでは、同番組の日本初放送を記念し、特設ページを開設。番組に登場する、宇宙航空研究開発機構JAXAや富士通関係者へのインタビュー記事、番組の一部などを公開している。