10年物のウイスキーを使ったハイボール、そのお味は?

一過性のブームではなくすっかり人気が定着した感のあるハイボール。もとはといえば、サントリーの「角瓶」でつくる"角ハイ"がブームの火付け役だった。そんなサントリーが、更なるハイボールの魅力を知ってもらいたいと1月28日、東京・新橋にハイボール専門店「HIGHBALL BAR 新橋1923」をオープンさせた。

居酒屋が立ち並ぶ新橋の一等地に立地。懐かしいバーのイメージをベースに、落ち着いた雰囲気を演出

新業態となる同店では、「角瓶」や「トリス」を使ったお馴染みのハイボールももちろん提供するが、さらに「山崎10年」「白州10年」といった高級ウイスキーを使ったハイボールを揃えているのが特徴的だ。「ザ・マッカラン ファインオーク12年」や「ボウモア12年」など、海外の有名銘柄を使ったハイボールも用意し、「庶民的なお酒」といったイメージをハイボールに対して抱いていた人はその印象が一気にかわることだろう。

看板メニューは、ザ・マッカラン ファインオーク12年をベースに少し甘みのある特製ソーダを合わせた「新橋ハイボール」(580円)。それ以外にも「山崎10年ハイボール」(580円)、「ボウモア12年ハイボール」(630円)など10種類以上を揃える。

イチ押しのオリジナルハイボール「新橋ハイボール」(580円)。ベースのザ・マッカラン ファインオーク12年に合わせ、ほのかな甘みのある特製ソーダで割り、ライムピールをプラス。爽快感がありつつ、奥深くゆっくり味わいたくなるような大人のハイボール。あの山崎10年を使った「山崎ハイボール」も、580円とお手頃価格

同業態の立ち上げにあたり、サントリーでは専用のハイボールディスペンサーを開発。2℃以下に冷却したウイスキーと、6気圧(通常の瓶ソーダでは3.7気圧程度)の高炭酸を組み合わせることで、よく冷えてすっきりとした仕上がりになる。

そしてこだわりは氷にも及び、天然水を-15℃で凍らせた角柱型の特製氷を全てのハイボールに使用。溶けにくく、グラス全体をまんべんなく冷やしてくれるというメリットがあるのだ。

同店だけのハイボールディスペンサーはなんと5連! ここから山崎も白州も出てきます。それぞれ炭酸とウイスキーの比率が違うなど、ウイスキーを知り尽くしたサントリーならではの工夫が潜んでいる。ああ、自宅にもほしいぃ……