TOKYO MXで放送中のバラエティー番組『How to モンキーベイビー!』発のDVD『100人カメラマン』が26日に発売される(2,940円 販売元:アニプレックス)。これに先駆け10日、都内で同作品のプレミアム試写会が行われ、番組MCを務める矢口真里、劇団ひとりが出席した。

劇団ひとり(右)と矢口真里 拡大画像を見る

『100人カメラマン』は、MCの2人と一般公募で集まった98人のカメラマンにより撮影された企画映像作品。ハルク(劇団ひとり)作の脚本『さらば! ものいり刑事』のストーリーにそって役者が演技し、それを各カメラマンが好きなポイントから撮影。すべての映像の中から選りすぐりの場面をつなぎ合わせ、一本の作品として完成させた。劇団ひとりは脚本のほか、出演、撮影を担当。矢口は監督、編集、撮影、出演と大車輪の活躍を見せている。DVDには、過去に制作された第一作『7人カメラマン(ものいり刑事)』、第二作『30人カメラマン(帰ってきた!ものいり刑事)』、矢口が初めて監督を務めたショートフィルム『NASA=NASU』も収録されている。

風変わりな作品作りのきっかけを聞かれた劇団ひとりは、「僕自身もそうなんですけど、カメラを持っているのにそれを活用できている人って意外と少ないよね…というところから企画がスタートしました。最近は家庭用のカメラでもかなり高性能ですから、それを生かしたかったんです」と経緯を説明。一方、見どころを聞かれた矢口は、「40分間のストーリーを、NG無しの本番1回まわしで撮影している点ですね。わたしが歌とピアノの演奏を披露している場面があるんですけど、つたなく、間違った演奏のまま収録されています…」と話した。

芸能レポーターのように質問を繰り出す劇団ひとりを警戒し、距離を取る矢口

作品キャスト&一般カメラマンと共に

撮影された映像の総合時間が24時間以上となったものの、そのすべてをチェックして編集作業を行ったという矢口は「とにかく大変でしたね。でも、監督業は面白かったですよ」とコメント。この回答を機に、劇団ひとりが芸能レポーターに変身。矢口との交際が伝えられている俳優・中村昌也について質問を連発し、「じゃあ、次はアノ人を主役にして監督するとか? 俳優としてどうなんですか?」(劇団ひとり)、「何ですかそれ! あまり出演している作品を見たことないですし、分かりませんよ!」(矢口)、「妊娠はしてないんですか? 日取りは決まった?」(劇団ひとり)、「何で(妊娠が)先なんですか! まだプロポーズされてませんよ」(矢口)と笑いを取りつつ見事な掛け合いを披露した。

報道陣からも中村との関係について質問が殺到したが、矢口は「年内にどうこうというのは…ちょっと分かりません。相手次第というところもありますし、何か決まったらちゃんとお知らせします」と答えていた。