塩野義製薬は6日、眼精疲労などの症状を緩和する「ポポンピュメリシリーズ」から、ドライアイに悩む人を対象としたビタミンA主薬製剤「ポポンピュメリ錠VA」および眼科用薬「ポポンピュメリ目薬M」を発売した。

「ポポンピュメリ錠VA」パッケージ画像

「ポポンピュメリ目薬M」パッケージ画像

「ポポンピュメリ錠VA」は、角膜表面のムチン層(粘液層)の形成を助けるビタミンAを主薬とした錠剤タイプの内服薬(指定第2種医薬品)。パソコン作業時における目の乾燥感(ドライアイ)や夜盲症(とり目)を緩和するほか、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、発育時などにおけるビタミンAの補給を行う。1箱24錠入りで、価格は980円。

「ポポンピュメリ目薬M」は、涙に近い成分を配合した点眼薬(第3涙医薬品)。目の乾きやかすみ、疲れを改善するとともに、ハードコンタクトレンズ装着時の目の不快感を軽減するという。内容量は10mLで、価格は840円。