アップルは12月15日、iPad/ iPhone/ iPod touch用の電子書籍アプリ「iBooks」のバージョン1.2をリリースした。

これまでiBooksでは、EPUBブックやPDF書類がブックとPDFの2つの本棚に振り分けて収められていた。最新版ではユーザーの任意で本棚を追加でき、作成した本棚にブックやPDFを移動させて整理できる。アップルはこれを"コレクション"と呼んでいる。コレクションにはブックとPDFを混在させることが可能。ブック(標準の本棚)/ PDF(同)/ コレクションの間を移動するには、メニューバーの[コレクション]ボタンから本棚を選択するか、本棚を左右にスワイプする。

コレクションはメニューバーの[コレクション]ボタンをタップし、[新規]から作成する。ブック/PDFの移動は[編集]状態で移動させたいブック/PDFを選択し、[移動]をタップして移動先を指定する

種類 (ブックとPDF)の違いに関係なくコレクションにまとめられる

バージョン1.2ではほかにも、iOS 4.2以降のデバイスでPDF書類およびiBooksで作成したメモのAirPrint印刷が可能、自動行末ハイフン処理機能を使用できる。

また子供向けの絵本やアートブックなど、全体にイラストが用いられたブックをiBookstoreから入手して楽しめるようになった。