12月27日より花園ラグビー場で開幕する『第90回全国高校ラグビー大会』のイメージキャラクターを務める「ミスマガジン2010」の清水富美加が22日、神戸製鋼コベルコスティーラーズの大畑大介選手を神戸市にある灘浜グラウンドに訪ね、ラグビーの手ほどきを受けた。
左から、大畑大介選手(神戸製鋼)、清水富美加 拡大画像を見る |
清水はラグビー初体験。大畑選手の指導を受け、パスとシュートにチャレンジした。パスでは、なぜか満面の笑顔でボールを突き出しながら大畑選手ににじり寄っていくお茶目な姿を披露。シュートでは、最初の一蹴りでボールをフワリと上げてみせたが、その後は何度蹴ってもボールが上がらず悪戦苦闘。「難しい!」と悲鳴を上げながらも初ラグビーを楽しんだようで「私も始めてようかな」とすっかりハマった様子だった。
会見で初ラグビーの感想を語った清水は「すごく難しい。「大畑さんに『もしシュートでポールを超えたら、神戸製鋼に入れてもらえますか?』と聞いたら『検討しとくわ』と言われたのでがんばったんですけど…ダメでしたね(笑)」と照れ笑い。だが「もともとスポーツが好きなので、もっとやりたいと思いました!」と意欲満々。2016年より7人制ラグビーが男女ともにオリンピックの正式種目に決定し、注目を浴びる日本代表女子チームへの参加をうながされると「ぜひ!」とノリノリだった。
「ラグビーを知るためにドラマの『スクールウォーズ』を見るといいと言われたので、帰ったらさっそく見たいです!」と意気込む清水は「ウィキペディアでラグビーの勉強中」とのことで、プレーヤーのポジションなどはしっかり頭に入っている様子。「私がやってみたいのはフォワードの2番です」とサラリと話す清水に、大畑選手は「フォワードの"要"の2番に目をつけるのはすごい!」と感心しきりで「フォワードの高校生たちに夢を与えてくれる言葉だと思います。僕が言うんじゃなく彼女が言うと(笑)」と目を細めていた。
今期を最後に引退を表明している大畑選手は「今後の日本ラグビー界を背負っていくんだという強い気持ちで自分をアピールして、オリンピックや2019年のワールドカップに向けてさらに飛躍して欲しい」と後輩の高校生ラガーたちにメッセージを。「高校ラグビーは青春そのもの。選手たちの熱い気持ちが伝わるいいプレーを楽しんでもらえると思います」と大会の見どころを語った。また清水も「高校生の今しか出場できない熱い大会。私も熱くなるので、選手のみなさんも熱くなってボールを手に精一杯走ってください!」と出場選手にエールを送っていた。
なお、同大会の模様はMBSテレビでオンエア。26日に事前ハイライト番組、27日の開幕から連日、試合のハイライトを送るほか、来年1月5日の準決勝を中継。1月8日の決勝はMBS・TBS系ネットで生中継される。