女優の吹石一恵が22日、千葉県成田市の成田空港でトークショーを行った。

成田空港でトークショーを行った吹石一恵 拡大画像を見る

成田空港で14日より開催している映像の祭典『ON AIRPORT FESTIVAL』。同イベントに、映画『ゲゲゲの女房』(鈴木卓爾監督)に出演する吹石一恵がトークショーを行った。

トークショー前にパナソニック社製の世界最大152インチディスプレイで原作者の武良布枝さんと水木しげるさん夫婦の映像が映し出され「心温まるビデオレターに私も思わず見入ってしまいました」と吹石。映画について聞かれると「今とは違う時代ですので、ある意味時代劇。カツオ節を削るなどの所作は撮影に入る前から練習したりしましたよ」と撮影エピソードを明かし、「結婚はまだ現実的ではないですが、水木さん夫婦は理想の夫婦。素敵ですよね」と感動しきりだった。

会場となった成田空港について「海外に行く時は全て成田空港からでした。出発する時は早めに来てお菓子や雑誌を買い込むのが私の流れ。今日も早めに来てしまいました(笑)」と笑顔。さらに、「イタリアやトルコ、エジプトにも行きたいですね。これからも成田さんにお世話になります」と話し、羽田空港の国際化で危機感を募らせる成田空港の関係者を喜ばせた。

世界最大152インチディスプレイの前で成田国際空港の森中小三郎社長(左)とトークを繰り広げた吹石(中央)

漫画『ゲゲゲの鬼太郎』などの作者である漫画家・水木しげるの妻・布枝さんの自伝エッセイを映画化した映画『ゲゲゲの女房』。水木(宮藤官九郎)と出会ってからわずか5日で結婚した布枝(吹石一恵)が、生活に苦しみながらも、ひたすら漫画に打ち込む夫を支える姿を描く。11月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国公開。