米澤穂信のミステリー小説を映画化した『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(中田秀夫監督)の初日舞台挨拶が16日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也らホリプロ所属の出演者11人が勢ぞろいして舞台あいさつを行った。

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の舞台あいさつを行った綾瀬はるか(左から)、藤原竜也 拡大画像を見る

芸能事務所ホリプロの創業50周年記念作品として『リング』などジャパニーズホラーの第一人者でもある中田監督がメガホンを執った本作。時給11万2,000円の高額なアルバイト料を目当てに謎の施設に集まった10人の男女が、心理学の実験と称した死の推理ゲームに巻き込まれる姿を描く。

藤原は「数ミリ単位の差だとか声の音程、間の取り方などを監督に細かくチェックしていただき、時間を掛けて丁寧に撮りました。マイタオルを巻いた監督が常にカメラの横にいましたから安心して芝居が出来ましたね」と自信を見せ、石原は「楽しい現場でしたね。私の凶器は凄く重くてケガもありましたが、思い入れのある作品に仕上がりました」とアピールした。

また、綾瀬はるかは、本作の撮影中に25歳の誕生日を迎え、共演者とスタッフから祝ってもらったという。「ケーキと寄せ書きをいただきました。誕生日で寄せ書きをいただいたのは初めてだったので凄く嬉しかったです」と喜びの声。だが、本作では声優として参加したバナナマンの日村勇紀は蚊帳の外だったようで「今初めて聞きました。祝いたい気持ちはあったんですけど……」と残念がっていた。