10月16日公開の映画『エクスペンダブルズ』来日会見イベントが26日、東京・SHIBUYA-AXで行われ、本作の監督、脚本、主演を務めたシルヴェスター・スタローン、ドルフ・ラングレンが出席した。

レッドカーペットに登場したシルヴェスター・スタローン(左)とドルフ・ラングレン 拡大画像を見る

全米ボックスオフィスで2週連続1位を獲得し、『ロッキー4/炎の友情』以来25年ぶりに全米興収が1億円を突破するなど、スタローン映画史上最高の成績を記録したアクション超大作『エクスペンダブルズ』。スタローン、ラングレンのほか、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ミッキー・ロークら、アクション映画界のスーパースターが集結したドリームプロジェクトである。巨額の報酬で危険な仕事を引き受ける傭兵部隊エクスペンダブルズ(消耗品軍団)のもとに、南米の軍事独裁国家を壊滅させてほしいとの依頼が入るが、彼らを待ち受けていたのは史上最も困難な死闘だった……、という物語だ。

イベントでは『ロッキー4/炎の友情』のロッキーとドラゴというツーショットが実現。「以前と比べてスタローン監督は丸くなった?」と聞かれたラングレンは「今回の方がもっとひどいよ……。最強の敵は監督だな(笑)。今回、俺は『ロッキー4』で負けた復讐をしたかったんだ」とジョーク交じりにコメントし、会場を笑わせていたが、「最近はこれほどの大作に出演していなかったんで、彼に感謝したいよ」と終始笑顔のラングレンだった。

ラングレンを起用した理由についてスタローンは「大男でユニークな才能が欲しくてキャスティングした。彼と共演した『ロッキー4/炎の友情』だが、あれほどタフな映画はなかった。4日間入院してしまったほどだからね。彼に痛めつけられてハッピーというわけではないが、一緒に仕事が出来てよかったよ。映画作りでは、100人くらいの俳優と一緒に仕事をするが、相性がいいのは5人くらい。エイドリアンもそうだったし、ドルフもそうだ。本作もビビッと来る人を集めたら、この面子になったというわけさ」とコメント。そして待望の続編の構想について「シナリオが出来あがったら、来年の3月にクランクインする予定だ。ブルース・ウィリスはまた出るよ。それから新人も入れるつもりだ」と明かしていた。映画『エクスペンダブルズ』は10月16日より全国公開。