『最前線』

星海社は15日、小説や漫画などのコンテンツ無料公開サイト『最前線』をプレオープンした。コンテンツにはDRM(著作権保護技術)を適用せず、読者は作品を自由にダウンロードできるようになっている。

最前線の掲載作品は原則DRMフリーとなっており、コピー&ペーストや右クリックの制限などは設けられていない。読者は著作権法上の私的使用の範囲内で自由に作品をダウンロードして楽しむことができる。

プレオープン段階の公開作品は、シナリオライター・虚淵玄氏と漫画家・高河ゆん氏のコラボレーションによるファンタジー小説『金の瞳と鉄の剣』、小説家・奈須きのこ氏原作のコミック『空の境界 the Garden of sinners』(天空すふぃあ 画)など計5作品。『最前線スペシャル』として、イラストレーター・竹氏が毎日イラストを投稿する『竹画廊』、USTREAM配信企画『坂本真綾の満月朗読館』といった特別企画も実施されている。星海社は今後、最前線を中核として、Webサイト中心の出版事業"WEBLISHING"の確立を目指す。