女優の新垣結衣、俳優の生田斗真が9日、東京・渋谷で行われた映画『ハナミズキ ~君と好きな人が百年続きますように』(土井裕泰監督)の舞台挨拶に登壇した。

『ハナミズキ ~君と好きな人が百年続きますように』のヒットを記念しての舞台挨拶に出席した新垣結衣。フォトセッションでは、生田斗真と手を合わせてハート型の輪を作った

8月21日の公開以来、2週連続で興行成績ランキング1位を獲得し、累計の観客動員も162万人を記録するヒットとなった同作品。これを受けて"今すぐ逢いたい! 遠恋舞台挨拶ツアー"を実施し、新垣は沖縄で、生田と土井監督は北海道でそれぞれ舞台挨拶を行った後、東京で合流した。

「沖縄で舞台挨拶するのは初めて」と話す沖縄出身の新垣は、「どんな様子になるのかまったく想像できなかったけど、沖縄ならではのふわっとしたマイペースな空気で、楽しく喋って帰ってきました」と振り返った。一方、ロケ地の北海道釧路市を訪問した生田は、「お世話になった漁師の皆さんも来てくださって、温かい空気の中で(舞台挨拶が)進みました」と述べた。

舞台挨拶では、新垣が生田と土井監督に沖縄土産を贈る場面も。「まさかシーサーじゃないよね?」と聞く生田に対し、当然と言わんばかりに新垣が贈ったのはシーサーの置物。続いて、「撮影でお疲れだと思うので、糖分を摂って疲れを癒して下さい」のコメントとともにサトウキビを手渡した。さらに、「まだあるんですよ」と新垣が取り出したのはシーサーTシャツ。あまりに"ベタ"な沖縄土産の数々に、観客も大笑いだった。

故郷の沖縄で舞台挨拶をするのは今回が初めて。「すごく緊張した」と振り返りながらも、"初凱旋"を楽しんだ様子

東京の舞台挨拶では、ハナミズキの花言葉にちなみ、観客への「返礼」としてハナミズキの苗木が贈られた

生田からも、新垣へのプレゼントとして模型の船が贈られた。劇中でも使用されたもので、「(旗に書かれた)『ガンバレ紗枝』の裏に『ありがとう結衣ちゃん』と書きました」と生田。シンプルながら心のこもったプレゼントに、新垣は「ありがとうございます」と感謝する一方、「……ふざけてすみません(笑)」と自身のお土産を反省していた。

映画『ハナミズキ ~君と好きな人が百年続きますように』は、全国東宝系にて公開中。