ライオンは1日、解熱鎮痛剤「バファリン」ブランドで初となる風邪薬「バファリンかぜEX」を発売した。ラインナップは錠剤タイプと細粒タイプの2種類で、価格等は下表を参照。取扱いは全国の薬局や薬店。

「バファリンかぜEX」左が錠剤タイプ、右が細粒タイプ

同商品は、同社独自の特許技術「クイックメルト製法」を採用。同技術は、水に溶けにくい性質を持つ解熱鎮痛成分イブプロフェンを速く溶かすための速溶解性技術。胃で消化液と薬物の接触面積を増やすためにイブプロフェンを細かく砕き、親水性高分子でコーティングすることで、水分となじみやすくする。これにより、熱やのどの痛みに対して即効性を発揮するとのこと。

このほか、くしゃみや鼻水、鼻づまりに効果があるクレマスチンフマル酸塩、たんを抑えるブロムヘキシン塩酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、アスコルビン酸カルシウム(ビタミンC)などを配合。

クイックメルト製法のメカニズム

「バファリンかぜEX」ラインナップ

商品名 容量 価格(税抜)
バファリンかぜEX錠(第2類医薬品) 18錠 1,280円
30錠 1,680円
45錠 1,980円
バファリンかぜEX細粒(第2類医薬品) 10包 1,680円
20包 2,480円