出雲空港愛称検討懇話会は6日、出雲空港の愛称を「出雲縁結び空港」に決定したと発表した。同懇話会の委員は、観光関係団体や運航会社の代表、学識経験者、自治体の市長ならびに村長などで、顧問は溝口善兵衛島根県知事。

出雲空港(島根・斐川町)外観イメージ

同空港の愛称は、5月21日から6月15日の期間に一般から公募し、合計1,076人から総数3,918件(有効総数3,517件)の愛称が寄せられた。応募が最も多かったのは「えんむすび」を織り込んだもので1,314件、2位は出雲地方の感謝を表す方言「だんだん」を使ったもので255件、3位は神話で有名な「おろち」を取り入れたもので137件だった。

同懇話会委員がこれらの応募愛称を参考に検討し、同地方は出雲大社などがあり、縁結びの地として全国的に知られていることなどから、全員一致で「出雲縁結び空港」に決定したという。