金融庁は6月30日、中小企業金融円滑化法に基づく貸付条件の変更などの状況について発表した。これによると、同法施行日の2009年12月4日~2010年3月31日まで中小企業が銀行などの金融機関に貸付条件の変更などを申込んだ件数は48万1,367件で、うち金融機関が貸付条件の変更などを行った実行件数は、36万8,074件だった。

謝絶件数は6,417件、審査中の件数は9万1,191件、取り下げ件数は1万5,685件だった。この結果、審査中と取り下げを除いた実質的な条件変更の実行率は、98.3%となった。

詳細は以下の表を参照。