ミュージカル『リトルショップ・オブ・ホラーズ』(訳詞・演出:松村武)に出演するDAIGO、安倍なつみらが12日、東京・下北沢の本多劇場で公開稽古を行った。

『リトルショップ・オブ・ホラーズ』上演を前に公開稽古を行ったDAIGO(左)と安倍なつみ

DAIGOにとって初舞台となる本作は、過去に真田広之や西川貴教も主演を務めたことのある人気作品。花屋で働くさえない青年・シーモア(DAIGO)が奇妙な花を手に入れたのをきっかけに、ホラーでありながらちょっとコミカルなストーリーが展開される。会見に臨んだDAIGOは「初日がホント楽しみでしょうがないですね。半端ないくらい(稽古を)やってきたんで、あとはぶちかますだけです」と自信満々。主演だけにセリフも多いが、「昨日までに98%覚えました。あとの2%も、この稽古でびしっと決めます」と余裕を見せた。

そんなDAIGOを、ヒロインのオードリーを演じる安倍は「さえない役だけど意外にぴったり」と評価。だがその一方で、「本当に体が硬いんですよ。びっくりするくらいに」とダメ出しする一幕も。「前屈やって」と安倍に促されたDAIGOは「はぁっ!!」と気合を入れて体を曲げたものの、まったく地面に届かず。「そんなに硬いのに、ミュージカルは大丈夫なのか?」と問いただす報道陣に、彼は「体が硬くても、舞台ができるってことを証明したいと思っています」と真顔で語り、周囲の爆笑を誘っていた。

また、役作りのため、かつてシーモアを演じた西川貴数にも相談したそうだが、「アドバイスしてもらおうと思って、『どうすればいいっすかね?』と聞いたら、『DAIGOらしくやればいいよ』っていう、わりとざっくりとした返事をいただきました(笑)」。最後はカメラに向かって「すごく見ごたえのある作品になっていますので、ぜひ皆さん、見に来てくださ……クラーイム!」と、「うぃっしゅ」に続く最新のポーズも織り交ぜて舞台をPRしたが、その直後、「ちょっと途中で噛んじゃいましたね」と悔しそうにしていた。

ミュージカル『リトルショップ・オブ・ホラーズ』は、5月13~30日に本多劇場にて上演。6月以降は仙台、福岡、大阪、富山などで上演される。