AKB48の宮崎美穂が、WOWOWで7月31日より放送されるドラマ『豆腐姉妹』に登場するアニメキャラクターの声優を務めることになり、4日、都内にてアフレコ収録を行った。

ドラマ『豆腐姉妹』で、アニメキャラクター・ナス子の声を演じる宮崎美穂

ドラマ『豆腐姉妹』(毎週土曜24:00~)は、ドラマ、アニメ、フェイクドキュメンタリーという3つの表現手法が取り入れられており、登場人物に実際の人間とアニメキャラクターが混在するという作品。物語は、豆腐のような白いマンションで暮らす3姉妹の共同生活を描いたもので、上司との不倫関係に悩む図書館司書の長女・絹(実写 / ドラマ)、No.1キャバ嬢の次女・もめん(アニメ)、若手人気女優として映画や取材に追われる順風満帆な三女・由里子(実写 / フェイクドキュメンタリー)の3役を、女優の吉高由里子が演じる。全5話で、3役が一堂に会する場面もあるという。

同ドラマを「実写とアニメーションの融合が、今までにあまりない手法で、今回のドラマの見どころです」と紹介した宮崎。宮崎が声優を担当するのは、次女・もめんが働いているキャバクラの新人キャバ嬢・ナス子で、「カゴメの野菜ジュースのCMの板野さん(板野友美)がやっているナスみたいな感じ」という。アフレコは「以前に番組で少しだけやったことがある」とほぼ初めてで、「シーン番号を読んだり、タイミングが難しくて、自分が思うように表現できなかった」と振り返り、「今回、やらせていただけることになって、すごく楽しみです」と、ガッツポーズで気合を見せた。

"キャバ嬢"という職業は、雑誌『小悪魔ageha』で知っていたという宮崎。AKB48「メンバーと一緒によく読む雑誌」(宮崎)の1つとのこと

また、同ドラマのアフレコを行うのは、この日で2回目とのことで、「(1回目の時)監督に"いつもの感じで"と言われたんですが、なかなかうまくいかなくて。普通の演技よりも難しいです」と苦労を語った。一方で「新人の役なので、ちょっと声を高めにして演じています」と役作りにも意欲的。アフレコ経験のあるAKB48の河西智美と「(アフレコって)難しいねって話してたんですよ」といい、「これから、河西さんにアドバイスももらって、がんばっていきたい」と話した。