大阪証券取引所は22日、ダヴィンチ・ホールディングスの株式(ヘラクレススタンダード、4314)について、監理銘柄(確認中)に指定すると発表した。

指定期間は、2010年4月23日から、大証が上場廃止基準に該当するかどうかを認定した日まで。

指定理由について大証では、「上場会社が債務超過の状態となった場合において、その上場会社の発行する株券の日々の最終価格にその日の1単位の株式の数を乗じて得た額の月間平均が10,000円未満となるおそれがあると認められるため」としている。

ダヴィンチ・ホールディングス株式は、2010年4月以降、債務超過の状態が解消されるまでに、同社株式の日々の最終価格にその日の1単位の株式の数を乗じて得た額の月間平均が10,000円未満となった場合は、上場廃止基準に該当することとなる。だが大証によると、4月が残り5営業日となった22日時点においては、なお当該月間平均が1,665円となっているという。