ジェイティービー(以下、JTB)はこのほど、日本最大客船「飛鳥II」(運送会社 : 郵船クルーズ)のヨーロッパおよびアメリカ区間クルーズを、同社の欧米主要都市の海外拠点で2月1日から販売を開始すると発表した。

「飛鳥II」撮影 : 中村庸夫

「飛鳥II」は、これまで海外での区間クルーズ販売は行っておらず、海外在住の日本人や外国人が途中乗船してクルーズに参加することができなかった。今回、JTBが運航会社である郵船クルーズから「飛鳥II 世界一周クルーズ」の一部区間の客室提供を受けることにより、初めて欧米における区間クルーズ販売が可能となった。販売は、JTBの高品質旅行専門店「ロイヤルロード銀座」(東京・中央区)が客室を仕入れ、同社欧米海外主要拠点で販売する形となる。同クルーズの販売予定都市は、ヨーロッパが12カ国13拠点、アメリカが16拠点となっており、詳しくは下記の表を参照。

「飛鳥II」世界一周クルーズの区間クルーズ販売予定都市

地域 販売予定都市
ヨーロッパ パリ(フランス) / マドリッド・バルセロナ(スペイン) / ロンドン(イギリス) / フランクフルト(ドイツ) / ローマ(イタリア) / モスクワ(ロシア) / ブダペスト(ハンガリー) / プラハ(チェコ) / ヘルシンキ(フィンランド) / オスロ(ノルウェー) / ストックホルム(スウェーデン) / コペンハーゲン(デンマーク)
アメリカ ニューヨーク(2店舗) / ワシントン / シカゴ / デトロイト / アトランタ / マイアミ / シカゴ / シンシナティー / ヒューストン / シアトル / サンフランシスコ / ホノルル / ロサンジェルス / トーランス / コスタメサ