トヨタ自動車は16日、「マークXジオ」(MARK X Zio)の4WDモデルを一部改良してエコカー減税に対応するとともに、特別仕様車「240 E-Selection」ならびに「エアリアル V-Selection」を発売した。価格は260万円から301万円。

マークXジオ エアリアル V-Selection (2WD)

今回の一部改良は、4WD車のエンジン、トランスミッション、オルタネーターなどの制御を改良し、10・15モード走行燃費を12.2km/L(従来型比+0.2km/L)に向上させ、「平成22年度燃費基準+15%」を達成した。すでに認定を取得している「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」と合わせ、「環境対応車 普及促進税制」、通称エコカー減税に適応し、2WDの2.4L(リッター)車と同様に、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。

特別仕様車240 E-Selectionは、「240」をベースに16インチアルミホイール、本革巻き4本スポークステアリングホイール、本革巻き&専用シフトレバー&ノブ、専用加飾を施したインストルメントパネル、ブラックの専用シート表皮などを装備しながら価格を抑えた。2WDと4WDモデルが用意される。

特別仕様車エアリアル V-Selectionは、「エアリアル」をベースに本革巻き&専用シフトレバー&ノブ、専用加飾を施したインストルメントパネルなどを装備しつつ、タイヤ&アルミホイールを18インチから16インチへ変更する(2WD)など、一部装備を厳選することで価格を抑えた。2WDと4WDモデルが用意される。

マークXジオ 240 E-Selection (2WD)

マークXジオ 240F (4WD)