次期NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(2010年3月放送スタート)に主演する女優の松下奈緒が30日、鳥取・境港の「水木しげるロード」を訪れ、ドラマのヒット祈願を行った。

鳥取・境港の「水木しげるロード」を訪れた松下奈緒

同ドラマ『ゲゲゲの鬼太郎』の作者で漫画家の水木しげるの妻・武良布枝さんの自伝を原案にドラマ化した作品。境港は水木しげるの出身地で、松下は、水木しげる記念館や100体以上の妖怪のブロンズ像が設置してある商店街「水木しげるロード」を訪れ、「ぬらりひょんがシュールですね!」と笑顔を見せた。

また、自身が演じる布枝さんの生家(島根県安来市)も訪ね、親族と対面。郷土料理を堪能し、地元民謡の安来節を観賞するなど、住民と交流を深めた。松下は「安来でご家族に布枝さんのお話を生で聞いたり、幼少期の写真を見たりや当時の町の地図を眺めたりすることができて11月からの撮影にきっと役立つと思います」と役へのイメージをさらに深めた様子で、「行く先々で大歓迎で感謝しています。みなさん本当に水木ご夫妻が大好きなんですね。聞いた質問に10倍の答えを返してくれるんです」と喜んだ。

水木しげる記念館ほか境港を散策した松下

同ドラマは、11月よりクランクイン。「ご夫妻が生まれ育った町に来ること自体、わたしにとっては運命。この場所でスタートが切れたので、頑張らなくちゃと改めて決意を固くした日になりました。日本人が忘れかけている旦那さんを見えない愛情で支える素敵な女性を表現できたらと思います」と改めて意気込みを見せていた。