10月9日より、羽田空港第1ターミナル、第2ターミナルにて、アーティストと東京大学の研究者による「デジタルパブリックアートプロジェクト」の研究成果を展示する展覧会「Digital Public Art in Haneda Airport 空気の港-テクノロジー×空気で感じる新しい世界」が開催される。
デジタルパブリックアートプロジェクトとは、アーティストと東京大学の研究者が、メディアアートにおける新しいジャンルの創設を目指すプロジェクト。パブリックアートの魅力である造形的な美しさや空間、自然との調和、場所性に配慮した空間演出と、メディアアートの特徴である映像や音声を効果的に用いた動的なコミュニケ―ションや、インタラクティブ性、リアルタイム性という双方の視点に立った新しいアートのジャンルとして「デジタルパブリックアート」を位置づけている。
羽田空港にて行われる本展は、人が最も身近に感じる「空気」を中心にした自然界の理や、空港という場所性をキーワードに、新しいメディア技術と技術の利用方法を、アートという視点でラッピングし、体感させるというもの。さらに、デジタルパブリックアートの基礎技術となる研究成果を披露するとともに「メディアの未来」、「情報技術の未来」、「コミュニケーションの未来」を考えられる場として機能することを目的としている。
プロジェクトのメンバーは、東京大学先端科学技術研究センター教授の廣瀬通孝氏をはじめとした研究者チームとアーティストで自身も東京大学先端科学技術研究センターで特任助教を務める鈴木康広氏ら。期間中には、アーティストトークや作品ツアーガイドなど様々なイベントも行われるほか、デジタルパブリックアートシンポジウムも行われる予定。詳細はWebサイトにて。
展示作品イメージ
Digital Public Art in Haneda Airport 空気の港-テクノロジー×空気で感じる新しい世界
会場 | 羽田空港第1、第2旅客ターミナル |
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会期 | 10月9日(金)から11月3日(火・祝) |
入場料 | 無料 |