日本人の女性に特に人気の観光地・パリ。グルメからファッション、芸術、あらゆる文化が花開く憧れの街で、日本のデパートにも並んでいる高級ブランド商品を手に、華やかに帰国するのもいいけれど、現地でしか手に入らない品物をお土産に持ち帰るのもいい。そこで今回は、パリ在住経験のある筆者が現地のスーパーで買える"掘り出しモノ"的お土産をご紹介!

日本同様、パリにはさまざまなスーパーチェーンが存在するが、今回は、"高級スーパー"として、パリ市内でもいくつか店舗を構える「MONOPRIX(モノプリ)」でセレクト。確かな品質の商品を扱っていることで、フランス人に信頼されている同店で、"ありきたり"ではなく、パリっぽい品物をお得に買って帰ろう。

フランスの主要スーパー「MONOPRIX」。パリ市内には繁華街を中心に15店舗ほどある

【会社用】--お菓子は伝統系が◎、同僚にはビタミン剤の思いやり!?

【1位】
Bonne Maman「La Madeleine」

Bonne Maman「La Madeleine」1袋3ユーロ程度

ギンガムチェックがトレードマークで、日本でも瓶詰めのジャムが人気の菓子ブランド"Bonne Maman(ボンヌママン)"。本場フランスには日本ではあまり見かけない種類のお菓子もたくさんある。筆者が特にオススメなのは、バターたっぷりのリッチな味わいのマドレーヌ。個別包装で12個入り。


【2位】
ブルトンサブレ・ブルトンガレット

ブルトンガレット&サブレ。1個0.65ユーロ程度

フランス北西部ブルターニュ地方の伝統焼き菓子。サクッとした食感と程よい塩味が日本人にも受け、最近は日本のスーパーでも見かけるようになったが、パリのスーパーならいろんなメーカーの商品が見つかる。写真はMONOPRIXのプライベートブランド商品。1個0.65ユーロとリーズナブルな価格なのでまとめ買いしたい。


【3位】
ビタミン剤

ビタミン剤。1箱2本入りで3.75ユーロ程度

フランスのアスピリンや栄養補助食品は、タブレット錠が一般的。発泡しながら溶ける錠剤を水に溶かして服用する。筒状の容器もオシャレで、話のタネにもなる。種類は、コエンザイムQ10などビタミン以外の栄養素が入っているタイプもあり、味もジュースのようだったりする。ビタミン剤とはいえ、過度な服用は厳禁。

【家族・友人用】--グルメ大国だけに缶詰の種類も豊富

【1位】
調味料

カマルグの塩の華「LE SAUNIER DE CAMARGUE」。3.5ユーロ程度

美食国家だけあって、調味料の種類も豊富なフランス。中でも、南仏カマルグ産の海塩「Fleur de Sel」(塩の華)は、素材の引き立て用に使いたい高級天然塩。日本でも手に入るが本国ならお安く買える。料理好きな人ならぜひ変り種のブイヨンやジャム類も買って帰ってほしい。


【2位】
魚の缶詰

オイルサーディン(トマト風味・バジル&レモン風味)。1缶1ユーロ程度

さすがはグルメの国・フランスだけあって、魚の缶詰も種類が豊富! サバ缶と言えば日本では味噌煮が定番だが、フランスは"2種類のマスタード添え"や"白ワイン風味"など、聞くだけでもちょっとリッチ感のある、ユニークなフレーバーの数々には注目だ。友人宅で開かれるホームパーティーの手土産として持っていくのもシャレている。


【3位】
練り香水

スティック式練り香水。バニラ(左)、イチジク(右)の2種類の香り。1個5ユーロ

MONOPRIXの日用雑貨・コスメ用品売り場で見つけたスティックタイプの練り香水。こちらも香りの国、フランスらしい逸品だ。香りはイチジクとバニラの2種類でユニーク。かさばらず軽いのでスーツケースの場所も取らず、もらった側にも携帯用として大事にされそう。

【自分用】--安くてオシャレなもの、それがフランス土産!

【1位】
ボディケア商品

まるでデザートのようなMONOPRIXブランドのボディバーム。5.5~6ユーロ程度

日本にも様々なフランスの高級化粧品ブランドが進出しているが、現地では価格もリーズナブルなボディケア製品が豊富に揃う。中でもボディソープやシャンプー類は日本ではお目にかかれない一風変わった香りの商品が満載。他にも、日本とは形状の異なる歯磨き粉も見た目がオシャレ。自宅の洗面所に並べれば、外国の雰囲気を味わえるかも!?


【2位】
インスタント食品

ラタトゥイユの電子レンジ用。フタを開けて容器ごとレンジで1分間チンするだけでOK。1.3ユーロ

日本同様、フランスも缶詰から電子レンジ用までインスタント食品大国。ただし、そこはフランス! ラタトゥイユの電子レンジ用やラパン(うさぎ肉)の2種類のマスタード添えとごはんなど、日本にはない食品ズラリと並ぶ。どうせなら、フランスっぽいインスタント食品を日本に持ち帰って、再び旅の気分を堪能したい!


【3位】
スプレー式ホイップクリーム

スプレー缶式ホイップクリーム。写真は脂肪分控え目のライトタイプ。3ユーロ程度

フランス家庭にはたいてい常備されているホイップクリーム。日本ではそうお目にかかれないスプレータイプで、整髪料のようにノズルからホイップが噴射される。便利な上にスタイリッシュなので、女性ウケは間違いなし。カロリーが気になる人は"Legere(仏語でライトの意味)"タイプを。