映画『MW -ムウ-』の大ヒット御礼舞台挨拶が都内で行われ、主演の玉木宏がファンの前に姿を見せた。

4日の公開初日は海外ロケのため渡航していた玉木は「1カ月と1週間ぶりの日本です。公開初日に舞台挨拶に立てなかったことがとても心残りでしたが、今日ここに立つことが出来て良かったです」と挨拶した。

公開して3週間、周囲からの反応の如何を聞かれると「海外でも感想のメールをいただきました。いとこからも電話がかかってきて、『湖のシーンの後で、目が赤くなっていたけど、湖に潜ったからなの?』という質問をされました……目が赤いのも演技の一つなんですが、僕の演技もまだまだですね(笑)」と苦笑い。

共演した山田孝之が初日の挨拶で「玉木さんは本当にかっこよかった」と強調していたが、これに関しては「本心ではなかったのではないでしょうか(笑)。フラストレーションの溜まる役柄だったので、僕の演じた結城が羨ましかったのでは?」と冷静に分析。

また、「タブー解禁!」と称して原作での結城(玉木)と賀来(山田)の同性愛関係を暗示するような際どいポスターが渋谷109-2に掲げられたことについて「撮影しながらあまりくっつくのはいやだな……とお互いに言い合っていました。男の体温はあまり感じたくないですよね」と会場の笑いを誘った。このポスターは109-2に7月31日まで掲出されているほか、映画オフィシャルサイトでも見ることができる。

ファンと共にフォトセッション

『MW-ムウ-』は丸の内ルーブルほかにて全国ロードショー中。

(C)2009 MW PRODUCTION COMMITTEE