アイシェアは6日、雑誌やネット媒体に掲載されるビジネス系のコラムについての意識調査の結果を発表した。対象は20~40代のネットユーザーで、男女593人の回答を集計した。

それによると、ビジネスコラムを「よく読む」は9.8%、「たまに読む」が48.9%で約6割近くが読むと回答。インターネットニュース閲覧が「日課となっている」人では「よく読む」が18.7%に上った。男女別では女性(49.5%)よりも男性(66.7%)が多く、年代別では20代が52.4%であるのに対し、50代が63.9%と、上の年代ほど多い傾向が見られた。

ビジネスコラムを読む目的は「読み物として」が最多だが、30代で「今後の生き方を探る材料にしたい」が多いのが目立つ

ビジネスコラムを読む媒体については、インターネット(無料)が最も多く87.1%。紙媒体である雑誌(46.3%)や新聞(37.9%)を大きく引き離す結果となった。

ビジネスコラムで欲しい情報については、トップが「IT活用(48.3%)」で、「自己啓発(35.9%)」「業務効率化(33.6%)などが続いた。これらはいずれも女性より男性の回答が多かったが、「資格取得・活用」や「リサーチマーケティング」は女性が多い。また、「投資・運用」は男性が多いのに対して、「税金・経理」は女性の方が多いという結果も興味深い。