最近、生命保険業界が変わりつつあるという。テレビ東京系の報道番組「ワールドビジネスサテライト」が6月19日に放送した特集「生命保険 大変革時代」で昨今の保険業界の実態を紹介している。

番組が行った調査によると、現在保険に入っている人は84.1%にも上る。一方で保険に入っていない人の理由は"保険料の高さ"と"仕組みの複雑さ"が上位を占めているという。

こうした業界のあり方に一石を投じて最近注目を集めているのが2008年に創立した、国内初のネット専業生命保険会社「ライフネット生命」だ。同社の扱う商品は死亡保険と医療保険の2種類のみで、ネット販売による人件費や広告費の削減により格安な保険料を実現。一般に保険料の内訳は純保険料と付加保険料(経費)で、純保険料は基本的に各社ほぼ同等、保険料の違いは経費分が相当するという。例えば、同社の付加保険料は大手A社の15%程度。この違いが保険料にそのまま跳ね返ってくるのだ。

また、複数社の商品を扱う保険代理店の登場や、新規契約が伸び悩む中、アフターフォローを重視して継続率アップを図るなど、販売方法や営業スタイルにも変化が訪れている。 なお、保険業界の"今"を伝えた特集のアーカイブは同番組のホームページで見ることができる。