デルタ航空は23日、日本語によるサービス「日本語アシストサービス」を拡大したことを発表した。新たに直行便運航が開始されたアトランタ、ニューヨーク(JFK)、ソルトレイクシティの3空港に導入され、同サービス開始日はそれぞれ直行便運航と同日としている。
「日本語アシストサービス」は、ビジネスクラス利用者を対象に、日本語を話す専門スタッフが到着機の降り口にて搭乗者を迎え、入国審査、税関へと案内をし、到着空港での諸手続きをサポートするサービス。入国審査や税関での通訳のほか、乗り継ぎ便ゲートやラウンジ、現地交通機関までの誘導などを行うとしている。2003年にノースウエスト航空がデトロイト空港で同サービスを開始。以後、2008年に日本からの直行便が就航しているミネアポリス/セントポール、シアトル、ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルスの5つの空港に導入されている。今回新たに3都市(アトランタ、ニューヨーク、ソルトレイクシティ)に導入され、日本から直行便が乗り入れているアメリカ本土の9つの空港すべてに導入されたとしている。
デルタ航空日本支社長のジェフリー・バーニアー氏は「今回のサービス拡大により、デルタ航空の日本市場重視の姿勢を改めてお伝えできるとともに、日本のお客様にさらにきめ細かなサービスを提供することができます」と述べている。