ゆうちょ銀行はこのほど、FIFA(国際サッカー連盟)パートナーであるVisaと契約し、2010年・2014年のFIFAワールドカップにおいて、スポンサー契約を結んだ。同契約締結を記念した記者会見では、ゆうちょ銀行が展開する新キャンペーンの顔として起用された、サッカー日本代表チームの中澤佑ニ選手がゲストとして登場。2010年のワールドカップ出場へ向けて意気込みを語った。

中澤佑ニ選手

グレーのスーツで颯爽と登場した中澤選手は、同キャンペーンのメインキャラクターに起用されたことについて「非常に嬉しく思ってます。郵便局に自分のポスターが貼られるのは正直、恥ずかしいですが、恥ずかしくないプレーを心がけたいですね」と一言。また、同銀行のスローガン「日本の『こつこつ』の力になります」にかけて、司会者からの「"こつこつ"されていることはありますか?」との質問には、「あたりまえのようなことですが、朝・昼・晩の3食をバランスよくとること、早寝早起き、グランドでしっかり練習をすることですね。外見は結構チャラいんですけど(笑)、やってることは意外と古典的です」と真面目な一面を披露した。

また、2010年に南アフリカで開催されるワールドカップへ向けては、「本大会出場はまだ決まってないので、まずは次(ウズベキスタン戦)を勝って、いい状態でワールドカップへ進めたらと思います。(日本代表チームの)キャプテンを務めるということについては特に意識していませんが、チームの雰囲気作りは心がけています。一人一人が自覚してチームのために頑張っていけたらと思っています」と、意識していないとは言いながらも、キャプテンらしいコメントを述べた。

ゆうちょ銀行では今後、2010年のFIFAワールドカップ関連したキャンペーン「夢をつかもう。キャンペーン」を展開。「JP BANK VISA」カード入会キャンペーンや同大会を記念したオリジナルデザインカードの発行といった企画を郵便局のネットワーク等を通じて行うとしている。

左から、ゆうちょ銀行 取締役兼代表執行役会長 古川洽次氏、中澤佑ニ選手、Visa米国本社 グローバル マーケティングサービス 統括責任者 リシェル・パーム氏。写真右のモニュメントは2010年FIFAワールドカップまでをカウントダウンするカレンダー