サンライズは28日、ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のアニメ化制作を決定し、2009年冬より展開予定と発表した。『機動戦士ガンダムUC』は、2006年より角川書店「月刊ガンダムエース」にて福井晴敏により連載が始まり、現在も同誌で連載中の小説で、発行部数は、現在第8巻までで160万部を突破したとされる。

『機動戦士ガンダムUC』は、1988年に公開された劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の3年後となる「宇宙世紀」の新たな流れを描いた『機動戦士ガンダム』の新章となる。物語は「宇宙世紀-0096年」の工業コロニー<インダストリアル7>を舞台に、少年バナージの成長と白いモビルスーツ・ユニコーンガンダムの出会い、そして禁忌の箱「ラプラス」をめぐる宇宙規模の抗争が描かれる。

『機動戦士ガンダムUC』ティザーイラスト
(C)創通・サンライズ

今回アニメ化にあたり、新しい「宇宙世紀」を築き上げるスタッフに、監督・古橋一浩、脚本・むとうやすゆきを迎え、アニメーションキャラクターデザイン・高橋久美子、メカニカルデザインにはカトキハジメ、佐山善則、石垣純哉、玄馬宣彦らが結集している。